【おすすめ果物8撰】気になる果物の効果や効能は?カロリーはどのくらい?
果物にはさまざまな効果・効能があります。
そんな果物の中から今日は8種類の果物をご紹介していこうと思います。
果物は、ダイエットにも効果が高いとされています。
ですがカロリーは結構あります。果物だからと言って取り過ぎてしまうのはよくありません。
またそれぞれの果物の特徴や、自分の体質によっても効果の出方も違います。
自分にあったものを見つけましょう。
いちご
【100gあたり約34kcal】(目安:中粒1つ約15g前後なので約5kcal)
いちごは果物の中でも低カロリー。脂肪の燃焼や代謝の促進効果があるとされるカルニチンも含んでいるのでダイエット中の甘み補給や食後のデザートが食べたい方にもオススメ。
いちごを洗う前にヘタを取ってしまうと、ビタミンCが溶け出てしまうので、ヘタは取らずに洗い、洗った後でヘタを取りましょう。
キウイフルーツ
【100gあたり約53kcal】(目安:大きめのキウイ1つ可食部約100g前後)
効果・効能
便秘、消化促進、コレステロール、美白・美肌効果、痛風予防、脳卒中予防、消化促進、疲労回復、風邪予防、ビタミンCは果物トップクラス、むくみ解消、抗酸化作用(アンチエイジングなど)、ホルモンバランス改善効果、自律神経を整えるのも効果的
果物トップクラスのビタミンC!!風邪やガン予防、そしてストレス軽減にも必要と言われるビタミンC。キウイ恐るべし。
老化を防ぐのに必要な抗酸化物質。なかでもエイジングケアに、ビタミンCやビタミンEが欠かせません。この2つのビタミンを同時に摂取できる食物は限られていますが、キウイフルーツなら、どちらも豊富で効率よくとることができます。
りんご
【100gあたり約54kcal】(目安:大きめのりんご1つ可食部約400g前後なので216kcal)
効果・効能
下痢・便秘・整腸作用、高血圧、動脈硬化、肝臓病、体内炎症を癒し浄化、腎臓病、リウマチ、痛風、心臓病、湿疹、肥満、糖尿病、生活習慣病の予防、ガン予防、疲労回復、美白・美肌効果、虫歯予防、口臭予防、抗酸化作用(アンチエイジングなど)、抗アレルギー効果、ダイエット効果、解毒作用
こう見ると、やっぱりお見舞いなどには、りんごがいいのかなと思ってしまいますね。
リンゴのペクチン(腸内環境を整える)、ポリフェノール(老化を防ぐ抗酸化作用)などの成分は、皮に多く含まれているので、皮ごと食べることがオススメ。
切った後は変色しやすいリンゴ。塩水に浸すかレモン果汁をかけると、変色を防げますし、ポリフェノールの減少も防げます。
みかん
【100gあたり約46kcal】(目安:中サイズ1つ可食部約75g前後なので34.5kcal)
効果・効能
手足の肌荒れ、血管の老化・出血の予防、高血圧、脳卒中、動脈硬化、風邪の予防、疲労回復、美肌効果、潰瘍、二日酔い、ガン予防、冷え性、コレステロール
※食べ過ぎると体を冷やし過ぎてしまったり、体が黄色くなりますので食べ過ぎには気を付けましょう。
聞いたことがあるかもしれませんが、みかんはスジや薄皮(袋)、外の皮に栄養がたっぷりです。さまざまの栄養や効果を期待したい方は、スジや薄皮も一緒に食べましょう。また外の皮は実の何倍もの栄養素が含まれています。ビタミンP(血流改善、血圧を下げる)に関しては、実の約10倍!!ビタミンCは約3倍、ペクチン(コレステロール、糖分を排出)は約4倍。
ですが皮をそのままは、食べにくいですよね。皮を摩り下ろして料理にいれてもいいですし、皮をカラカラに乾かして陳皮にしても。陳皮にしたものは、刻んで調味料にしたり、サラダの彩りにしたり、また風邪の時には陳皮をお水で似て、ハチミツと生姜などをいれて、飲むのもおすすめです。
パイナップル
【100gあたり約51kcal】(目安:カットサイズだと大きいめで4切れ、小さいめだと6切れくらいで100g前後)
効果・効能
消化促進、便秘、疲労回復、夏バテ予防、風邪、気管支炎(タンを出しやすくしてくれる)、脳卒中、心臓病、痛風、倦怠感、手足のしびれ予防、抗酸化作用(アンチエイジングなど)、美白・美肌作用、整腸作用
糖質の分解・エネルギー変換を助けるビタミンB1を始め、クエン酸、ビタミンCも豊富なことから疲労回復や集中力のアップに役立ちます。
またパイナップルに含まれるブロメラインは、タンパク質の分解、腸内の不廃物を分解してくれるので、肝臓機能や腸内環境がよくなります。
ただ、ブロメラインは60℃の熱で失われてしまうので注意しましょう。
ぶどう
【100gあたり約59kcal】(目安:巨峰ぶどう1房→可食部約235g前後なので191kcal、デラウェアぶどう中1房→可食部119g前後なので70kcal )
効果・効能
疲労回復、不眠症、血小板が固まるのを防ぐ、動脈硬化、エネルギー補給、眼精疲労、殺菌作用、抗酸化作用(アンチエイジングなど)、抗炎症、抗アレルギー作用、ダイエット
花粉症や、アトピーの緩和にもいいそうです。
ぶどうに含まれる、レスベラトール(美肌や老化防止効果が期待できる成分)やタンニン(高い抗酸化作用、抗炎症、抗アレルギー作用を持っている成分)がアレルギー症状の緩和に期待できます。
レスベラトールが、食物アレルギーの発症を抑える効果があると、山梨大学の研究チームが発表し、またレスベラトールには発ガンを抑制する働きがあるとアメリカの大学グループが発表しています。
何かしらのアレルギーの持つ方は、ぶどうの力を借りるのもいいですね。
ブルーベリー
【100gあたり約49kcal】(目安:大きめ10粒約12g前後なので6kcal)
効果・効能
眼精疲労他・目のトラブル、花粉症緩和、風邪、利尿作用、膀胱炎などの予防、便秘、整腸作用、二日酔い、高血圧、脳卒中、乗り物酔い、抗酸化作用(アンチエイジングなど)
※タンニンが鉄分の吸収を妨げてしまうため、貧血症、妊産婦の方は、あまり摂取しない方がいいでしょう。
アントシアニンが含まれるブルーベリーは、花粉症対策としてとても有効です。花粉症は、ヒスタミンが花粉を退治しようとして引き起こしてしまうもの。アントシアニンには、体内でヒスタミンが放出されるのを、抑制する効果があると言われているので、花粉症の症状の改善に期待できます。(アントシアニン配合の餌を食べたマウスのヒスタミン量が、60%も減少したという研究結果もあるようです。)
バナナ
【100gあたり約86kcal】(目安:中サイズ1本可食部約84g前後なので72kcal)
効果・効能
エネルギー補給、疲労回復、滋養強壮、高血圧、肌荒れ、解熱、便秘、整腸作用、老化防止、むくみ解消、不眠症、冷え性、不安を和らげる
年中買えるので、ありがたいバナナ。持続性と速攻性のあるエネルギー補給が期待できます。疲れてる時や、風邪の時など助かりますね。
バナナのスジは捨ててしまいがちですが、ポリフェノールが多く含まれているので、酸化防止(アンチエイジング)の為にはスジも食べたほうが効果的のようです。
私は、お菓子などデザートを作る際には、一緒に潰してしまえば気にならないのでスジも入れています。
最後に
果物にはこんなすごい力が隠されていました。
今日は比較しやすいように8種類を一度に紹介させて頂きましたが、果物には時期もありますので、一度に食べて比較することは困難ですが、自分にあった果物を探したり、いろんな季節ごとに出る果物を楽しんでくださいね。
そしてくれぐれも食べ過ぎは気を付けましょう。