【イクメンになるには?】育児に積極的なパパが増えている!?イクメンのメリットとデメリット
最近、育児に積極的なお父さんが増えているようです。
そういうお父さんを"イクメン"と言うんですね。
私が出産前に助産院で参加した
沐浴クラス、お産クラスなどにもお父さん達が積極的に参加していました。
お母さんより沢山質問していたり、真剣にメモを取ったり、その光景に正直びっくりしました。
うちの旦那さんも参加しましたが、圧倒されていました。(笑)
私自身、旦那さんが一緒に参加してくれることだけでも、すごくありがたいと思っていたので他のお父さんたちの姿に驚きました。
私が参加したクラスの半数くらいの方が、出産前からすでに育児に積極的なお父さん達でした。
賛否両論の"イクメン"!?
“イクメン"については賛否両論あるようですが、私は育児に積極的なお父さんが増えるのは素敵なことだなと思っています。
お母さんが助かるという前に、子供にとって幸せなことですよね。
確かにそうですね。
子供を産むことは、女性にしかできませんが、育児は男女関係なくできますよね。
そして共働きや核家族が増えている現在。
昔のようにおじちゃん、おばあちゃんが一緒に暮らしているご家庭も少ないでしょう。
やはりお父さんの協力も必要だなと感じます。
“イクメン"という言葉は2010年に、厚生労働省が少子化の打開策としてイクメンプロジェクトが発足されたことなどから広まったようです。
実際に男性が育児や家事に積極的な家庭ほど、2人目を考えいるというデータもあるようです。
イクメンのメリット
- 子供との関係が深まる。
- 遊びの幅が広がり、子供の成長にも良い。
- 母親も働くことができ、家計収入が伸びる。
- 母親の育児ストレスが軽減される。
- 夫婦関係が深まる。
- 子供の自己肯定感が強くなるというデータもあるようです。
イクメンのデメリット
- 育児休暇を取る場合は、会社の理解がないと難しく、あまりよく思われない場合も。
- 仕事量を調節することで、収入が減ってしまうこともあります。
- 育て方について奥さんと意見がぶつかってしまうことも。
最初からイクメンの方はいませんよね。
お母さんだってそうです。子供が生まれてお世話をしながら子供も親も成長していくものです。
イクメンになるには?
育児に関して、なんでもできる人だけイクメン!?
そうではないと思います。
子供と接する時間は、ご家庭によって違います。
“イクメン"になるには、子供をもっと知りたいという気持ちが大切かなと私は思います。
以前こんな場面に遭遇しました。
週末の公園
週末の公園は、お父さんと一緒のお子さんが多いです。
子供と同じように真剣に遊んでいる方もいれば、子供を遊ばせておいてずーと携帯をいじっているお父さんもいます。
きっと公園まで連れて行ったことに満足してしまったのでしょうね。
携帯に真剣な方の、お子さんが転んでしまって泣いていた時、一番最初に気が付いたのは、周りにいた他のお母さん達。
お父さんは、子供が泣きながら駆け寄ってくるまで気が付いていませんでした。
もちろんこのお父さんだけではなく、携帯に夢中になってしまっている方は多いです。
今回、子供が怪我をしてしまったから、いけないという話ではありません。
きちんと見ていたって、転んでしまって怪我をしてしまうこともありますし、それで子供も学ぶこともあります。
子供とびっちり遊びに付き合うのは大変ですが、休憩中も様子を見ててあげたいですよね。
こんな遊びができるようになったんだな、走るのが早い、虫に興味がある、草花が好き、など、いろんな発見があります。周りの子との関わり方など、さりげなく観察してみるのも楽しいです。
帰った後も今日あったことなどたくさんお話ができます。
子供との時間を大切にできたり、なにげない子供の様子を観察したり。
“イクメン"はそんなに難しいことではないのではないでしょうか。
そして、こんな話しも聞いたことがあります。
小児科の先生が見た光景~育児に積極的なお父さん~
以前は、お父さんと子供が診察室に入ってくると、お父さんが子供の横に立って、
1~2歳くらいの子供に、
『ほら、そこに座って、服を脱ぎなさい。』と言う人が多かったようです。
多分お母さんに「小児科連れて行って」と頼まれたんだと思いますが、
このくらいの子がまだ自分で椅子に座ったり、服を脱いだりすることができないということを知らないんですね。
そういうお父さんは、気になる症状のことは聞けても、自宅での普段の様子や、いつもとどう様子が違うのか詳しく聞けないそうです。
ですが最近のお父さんは入室時から違うようです。
ちゃんと抱っこしていたり、手を繋いでいたり。
そして診察準備もしてくれて、普段の様子もお母さんと変わりないくらいに、教えてくれるようです。
お手伝い感覚ではなく、お父さんが主体的に育児に関わっているのが伝わります。
お父さん自身も、もっと子供と関わりたいと思っている方もたくさんいらっしゃる思います。
育児休暇は取りたくても皆が皆、育児休暇を取れるわけではないですよね。
子供を育てていくのにお金が必要なのも事実。
共働きで保育園に預けていて、毎日4時間くらいしか子供と一緒にいられなかったとしても、その4時間にお父さんとお母さんと楽しい時間を過ごせたら子供にはちゃんと伝わるんですよね。
まだお話ができないくらいのお子さんでしたら、保育園の先生からどんな様子だったかをたくさん聞きましょう。
お話しできる歳であれば、一日どんなことがあったのかたくさん聞いてあげましょう。
一緒にいる時間は、たくさんお話をしたり、観察しましょう。
子供が何を見てどんな風に感じるのか、どんなものに興味があって何が苦手なのか、友達との関係など、知りたいと思う気持ちがあれば知ることができます。
一緒にいる時間を大切にしましょう。今という時間は二度ときません。
また子供が寝ている時間に帰宅するお父さんは、お母さんに子供の様子を伺いましょう。
夫婦のコミュニケーションにもなりますし、子供についての悩みを一緒に考えてもらえることは、お母さんはとってもうれしいです。
“子供といる時間にどう子供と向き合い、どう過ごすのか、子供を知るにはどうしたらいいのか?"
“イクメン"になるにはこれが大切だ思います。