【意外な結末・・・】私がなぜ適応障害になったのか?仕事?異動?人間関係?体験談
私は過去に適応障害と診断されたことがあります。
同時に自律神経失調症。
今日はその時のお話し。
なぜ私は適応障害になったのか・・・。
適応障害の詳しい説明はこちらの記事に記載しています。↓↓
私はアパレルの販売をしていました。
高校卒業後進学はせず、大手のアパレル会社入り約10年。
早い段階で店長に抜擢していただき20歳で店長。
やはりスタッフは年上の人が多く、私より歴も長い方もいるわけで・・・
最初は苦労も多々。(笑)
さらに女性が多い職場なので大変そうともよく言われたことがありましたが、そこは全然大丈夫でした。
自分で言うのもなんですが、割と誰とでも仲良くできるタイプ。(・・・(笑))
でもその性格が適応障害の始まりでもありました。
店長になって数年、いろいろ認めてもらえて表彰もされるまでになりましたが、私は店長という役職を降りることに。
これは、自分で決めたことです。会社側にも相談し、私のわがままを受け入れてくれました。
なぜ店長を降りたのか・・・それはまたの機会に・・・。
その後、私はサブ(副店長)となり担当するブランドも変わることになります。
先ほど、誰とでも仲良くなれるタイプと書きましたが、会社も同じように判断したようで、サブになってからは、いろいろな問題をかかえている店舗に行き改善するのが私の役割になりました。(問題を改善していく・・・すごいことに感じますが、すんなりできていたら適応障害になっていません。(笑))
ざっくり言うと
売り上げが下がってしまった店舗は、売り上げを上げる。
人間関係トラブルがある店舗は、仲を取り持つなど関係修復に努める。
改善されたら、次の店舗。
といった感じで他の人よりはこまめに異動がありました。
とてもやりがいがあったのですが、正直大変でした。
転勤ということだけでも、慣れない環境や人で、かなり神経を使うのに、通常業務をこなしながら、問題改善に努める・・・。
そして環境に慣れてきたところで異動です。泣
このころから、身体が、、、いや心が徐々に悲鳴をあげてきていたのかな。
そんな時、またまた異動。
次は人間関係トラブル。
その店舗の女性店長はいろんな細かなところに目がいく人で、それが良い部分でもあるのですが、悪い方に変化してしまうことも多々。
人とうまく付き合えない。うまく指導や指示ができない・・・。怒鳴る・常にイライラしている。こんな状態でした。
スタッフはその状態に心が病んでしまっていて、まさかのスタッフ全員が精神科や心療内科に通っているという状況。
結果からお話しすると、私も太刀打ちできず、適応障害&自律神経失調症になり心療内科に通うことになったんです。(改善しに行ったのに。情けない。)
もちろん、仕事にミスがあった場合などに怒られるとかは普通のことですよね。
でもそういうことではないんです。
接客しているお客様以外には常にイライラ。(お客様に出さなかったは最大の救いです。)
プライベートのことまでいろいろ言われてしまったり、大声でバカにされてしまう。
私は、その店長より少し年下でしたが、私の方が店長だった歴が長いということもあり、私にひどいことを言ってくることはなかったのですが、いろんな人の前でスタッフを罵ったり恥ずかしい思いをさせているのを見ると、とても気分が悪くなりました。途中で気持ち悪くなりトイレにいくスタッフもいました。
私が止めに入っても、その場やめるだけ。話し合ってもわかったと言うだけ。
それでも私が異動して来てくれて良かったですと言ってくれたスタッフ達。
申し訳なかった。
根本的な解決をしてあげられていないから。
意外な結末・・・
店長については他の男性の上司にも相談したりもしましたが、
上司の前ではそういう姿を隠していた店長。
相談しても上司は半信半疑の状態でした。
また売り上げも良かったので、私になんとかして欲しい・・・と。
店舗の中では店長がトップなのですが、担当ブランドにはもちろん課長や部長、その他にも上司がいます。週に何度か店舗に回ってきたり電話でやり取りしたり、また社内研修などで会ったり。
店舗スタッフは、ほぼ女性なんですが、社内にいる上司は男性が多く、直属の上司も男性でした。
男性だった・・・んですが、丁度そのころ社内で大きな人事異動があり
店長のすぐ上の上司が女性にかわったんです。
しかもかなりきつい上司。
店長と少し似たタイプの人で、言い方がきつかったり、怒鳴られることも結構普通にあり、正直他の店舗の人も苦手と言っている人が大半でした(笑)
が、、、私は好きだったんですね。
店長と違った所は、間違ったりミスしたときしか怒らないんです。そしてあと引かないタイプの人。言い方はもう少しなんとかならないのかなと思う部分もありますが、私はミスして怒ってくれたり、はっきり注意してくれるのは、ちゃんと見ていてくれたり、自分を伸ばしてくれようとしてくれている証拠なので、すごく嬉しく、そういうはっきりした人は好きで懐いてました。(笑)
ただ店長には効きました。
正論をはっきり言う同性の上司。しかも言い方もきつく怖い・・・。上司には本性を出せない性格の店長からすると言い返せない相手に言われるのが一番苦手だったようで、コテンパンにやられていました。
何を言っても正論を突きつけられて、しまいには怒鳴られ、逃げ場所をなくしていました。
店長は別の男性上司に、その人を別の部署へ異動させてくれないかと訴えていましたが、異動してきてばかりでそれは無理と即却下。
結果・・・
店長が退社していきました。
あっけない終わりに驚きましたが、
残されたスタッフがその後、伸び伸び働く姿をみてホッとしたのを覚えています。
自分も体調を壊してしまってから、薬を飲まないと立っていられないほどつらく、
一時は”迷惑かけてしまうくらいなら、辞めた方がいいのではないだろうか?”
とまで考えた時期もありましたが、
それでもこの結果は私が望んでいたものと少し違いました。
きっと異動してきた女性の上司も思っていたと思いますが、
店長に乗り越えて欲しかった。
仕事ができたり、細かな部分を気付くことができるのも強みであった店長。
少し足りなかったコミュニケーションや協調性。
難しくもあり、大切なものですよね。
もしかしたら、その店長もなにかしら心に病を抱えていたのかもしれないなと、後に思ったりもしました。
真相はわかりませんが、、、(>_<)
いつも一人でいた店長。休憩中も会社のイベントも。
その店長のサブになってから、私はできるだけ隣にいるようにしていました。
何かを感じることができるかな?また感じてもらうことができたらいいなという想いもあって。
届かなかったのかな。私の力不足ですね。
店長は退社後、
私にだけ、連絡をくれていました。
近況を教えてくれたり、元気にやっているよ!というようなものでした。
その後の私・・・
その後、私はまた異動(笑)
でも次の異動は、問題改善の異動ではなく、
前に問題改善した店舗の店長が新店を任せられることになり、そのサブとして私にサポートしてほしいとご指名を受けての異動でした。すごく嬉しかった。
しばらく私なりにサポートさせてもらい、その後出産を機に退社しました。
そのころには体調もすっかり良くなっていました。
やはり健康が一番ですね。
適応障害についての詳しい症状などについてはこちらの記事で記載しましたので、よかったら読んでください。↓↓